脊柱靭帯骨化症、広範脊柱管狭窄症とは?
脊柱は脊髄(中枢神経)というもろくて柔らかい神経を保護し、かつ自身も曲がったり反ったり出来る「守って動ける高機能建造物」です。動いても簡単にくずれたりしないように、脊柱全体を各種の靭帯(いわゆるスジ)が取り囲んでしっかりした構造を保っているのですが、稀にこの靭帯が骨に変化(骨化)してしまう病気が起こります。それにより、脊髄圧迫が生じやすく、手足の自由が利かなくなったり、不快なしびれを感じたり、排尿障害を生じたりすることがあります。脊髄すぐ前方にある後縦靭帯の骨化を後縦靭帯骨化症、脊髄のすぐ後ろにある黄色靭帯の骨化を黄色靭帯骨化症といいます。
また、背骨の変形や椎間板や椎間関節の変形などにより脊髄を保護している脊柱管が狭くなり、靭帯骨化症と同じような症状を生じることもあります。これが脊柱管狭窄症で、頸椎部、胸椎部、腰椎部のうち、いずれか2ヶ所以上が脊柱管狭小化し、日常生活が大きく影響されると診断されたものが広範脊柱管狭窄症です。
いずれも、「日常生活の注意点」、「正しい治療の受け方」、「治療方法はどこまで進歩したか」等、病気を正しく理解し、焦らず長い目で治療を続けることが大切です。
会の目的
脊柱靭帯骨化症に関する正しい知識を高め、明るい療養生活が送れるよう「笑顔の毎日が送れるように」をスローガンに会員相互の親睦を図るとともに、脊柱靭帯骨化症や広範脊柱管狭窄症の原因究明と治療法の確立ならびに社会的対策を促進することを目的に2005年4月に発足しました。
会の活動
◎医療講演会 ◎機関紙「ふぁいと」発行 ◎患者家族交流会 ◎電話相談など
会のホームページ
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会員数 | 20名 |
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代表者 | 町田 毅 |
事務局 | 群馬県難病団体連絡協議会内 |
お問い合せ | 連絡先(町田):電話番号 090-1111-7080 FAX 027-232-5323 |
電話またはFAXでご連絡ください。入会申込み書と郵便振込票をお送りします。
なし
年会費3,000円